〈No More お世辞レッスン〉〜ボイストレーナー歴１０年経っても変わらない気持ち〜
〈No More お世辞レッスン〉
～ボイストレーナー歴１０年経っても変わらない気持ち～
こんにちは
声が変わり、人生が変わる！
BRAND VOICE（ブランドボイス）
金丸明日香です。
ブランドボイスは
あなた本来の声である「聞き惚れボイス®」を引き出す
ボイストレーニングの専門家です。
先日久しぶりに、他で通っているボイトレの先生が、
声の真実を言わずにお世辞を言って、
レッスンを通わせるよう引き止めているのがわかる、
という生徒さん側のお悩みを聞きました。
私これ・・・本当に嫌いです。
私は今年でボイストレーナー歴１０年になりますが、
最初の独立する前の２年はボーカルスクールで教えていて、
マネージャーに「接客をしてください」
と面談で言われたことがありました。
つまり、生徒さんにその時間良いことを言って、
当たり障りのないことを言って、
気持ち良くさせてください、と。
正直その場で直ぐに、「あり得ない！」と思いました。
独立した理由はいくつかありますが、
ボイストレーナーとして独立しようと思った大きなキッカケともなりました。
お世辞を言うだけのレッスンが
果たしてその人の為になるのでしょうか。
時間とお金、そして夢と希望を持って通ってきてくれているレッスン。
未来への変われる可能性のある自分、努力の時間とお金を
お世辞を聞くために使うの・・！？
私自身がそういうボイトレを受けたことがなく
リアルな音楽の世界でボイトレを受けてきて
お世辞なんて、聞いたことない。
むしろ、アメリカ着いた初っ端から
本当にやる気があるのか、とか
日本でも
歌を辞めた方があんたの為だ、とか
プロデューサーに言われたりとか
そう言われるなら
どうしたら改善できるのか
そんな事を考えて、行動してきました。
私はプロとか、アマチュアとか関係ないと思っていて
その人が歌が上手くなりたい
スピーチで人に想いのある仕事を伝えていきたい
声で表現できるようになりたい
と、思っている人とお互い一緒に前を向いてレッスンしていくことが
教える側の最低限の礼儀だと思っています。
一方で、お世辞レッスンを主体とするところが
少なくない事も知っていて
だからこそ、私はヤラナイ！と決めています。
というか、やりたくない、そんなレッスン。
弟子のボイストレーナー達にもいつも言っていますが、
笑顔あり、涙ありで
お互い一緒に歩めるのがレッスンの醍醐味。
一つ一つのレッスンが
唯一無二の大切な時間。
数ある人の中から出会ったご縁。
大切にしていきましょう！
